2021年に福原愛さんと江宏傑さんは離婚され、現在は「共同親権」の状態で子供の引き渡しをめぐって落ち着かない状態が続いています。
福原愛さんの裁判は現在どうなっているのかが気になりますよね。
この記事では、
- 福原愛の裁判を時系列で紹介
- 子供の親権は?
- 共同親権とは?
の内容でご紹介します。
【2023最新】福原愛の裁判を時系列で!
福原愛さんの子供をめぐる裁判が現在どうなっているのかをわかりやすく時系列でまとめました。
早速見ていきましょう!
2016年9月:福原愛さんと江宏傑さん結婚

2016年9月にリオ五輪の後、福原愛さんと台湾の卓球選手の江宏傑さんと結婚。
ご結婚当時は2人とも27歳でした。
その後子供に恵まれます。

- 2017年に長女
- 2019年に長男
を授かっています。
2021年7月:福原愛さんと江宏傑さん離婚
結婚から約5年が過ぎ、福原愛さんと江宏傑さんは離婚を発表しました。
離婚に先立って2021年3月頃には、
- 福原愛さんの不倫疑惑
- 江宏傑さんのモラハラ疑惑
が報じられていました。
福原愛さんと江宏傑さんの離婚発表はその直後でした。
2021年7月:親権は「共同親権」

親権について台湾の裁判所が下した決定は「共同親権」でした。
2人の子供は台湾で江宏傑さんと暮らすことになったのです。
日本には共同親権の考えがあまり無く、子供が幼い場合は母性優先です。
台湾と日本の考え方の違いは、互いが理解しづらい一因になっているようです。
2022年7月:福原愛さんと長男が面会交流

福原愛さんは離婚後の2022年7月、台湾にいる子供に会いに行きます。
その時、江宏傑さんは離婚時に決めた「面会交流」のため福原愛さんに長男を引き渡しました。
約束は夏休みの間だけでした。
(福原愛さんは今も長男と共にいます)。
2022年8月:福原愛が「親権指定」申し立てる

福原愛さんは東京家裁に「親権指定」の申し立てをします。
「親権指定」とは「子供の親権を自分だけにして欲しい」というものです。
2022年10月:「息子を返して」と申し立て

江宏傑さんは夏休みが過ぎても子供が戻らないため、東京家裁に「子供を返して」と変換の申し立てをします。
江宏傑さんの言い分は、
- 離婚時に「共同親権」と決定している
- 元々一時的な「面会交流」の約束
この2つです。
2023年7月20日:「子供の変換命令」が出る
東京家裁は福原愛さんに対して、子供を江宏傑さんに戻すよう命じました。
ただちに返すように、という「保全命令」です。
2023年7月27日:江宏傑さんが記者会見する

台湾の裁判官からは「裁判の内容を漏洩しない」という指示があったそうですが、江宏傑さんは緊急会見を開き色々なことをお話しされました。
江宏傑さんは、
- 日本の裁判所は子供を返すことを決定した
- 裁判の決定を守ってほしい
- 福原の子供の連れ去りを訴える
そして涙ながらに「子供を返してほしい」と訴え、「未成年者誘拐罪」に当たる可能性まで言及しました。
2023年7月27日(会見後):福原愛の弁護士がコメント
記者会見の内容を受け、福原愛さん側の弁護士がコメントを出しました。
- 江宏傑さんの申し立ては誤解を与える一方的な主張である
- 日本の審判はあくまで一審であって、まだ決まっていない
- 台湾の裁判官の「子供の最善の利益を守る」命令を守ってほしい
- 今回の江宏傑氏の来日は聞いていなかった
- いついつに子供を引き取りたいなどの連絡もなかった
- 突然の記者会見に驚いている
- 記者会見が目的なら子供を傷つけるだけの行為で許せない
福原愛さんと江宏傑さんの意見は真っ向からぶつかっているようですね。
【今後は?】強制執行になるか?
江宏傑さんは子供引き渡しの強制執行を申し立てたそうです。

ついに‥子供にとっては怖いかも
福原愛さんから引き渡しが無い場合には、強制執行が実行されると報じられていますが、どうなるのでしょうか。
福原愛の子供の親権は旦那にある?


福原愛さんの子供の親権は、
江宏傑さんと福原愛さんの両方にあります
子供の親権は、台湾で「共同親権」と決まりました。
共同親権とは?
共同親権とは、子供と一緒に住まない親も引き続き子供の重要なことについて決定権を持つことです。
台湾の法律では親権は「共同親権」になることが多く、どちらか一方を主要扶養者と決めて子供と生活します。
もう一方の親は決められた時間帯だけ一緒に子供と過ごすらしく、これが福原愛さんの立場ですね。
離婚時の福原愛さんは主要扶養者にはなれませんでした。
台湾の法律関係のサイトに、離婚時の福原愛さんの不利な状況についての記事がありました。
こちらです↓
本件においては、女性側が子どもを残して一人で日本へ戻っている上、不倫を疑われる大量の写真を日本で撮られています。また、男性側のモラルハラスメントの問題については有力な証拠がありません。
もし福原氏と江氏が子どもの親権の帰属について合意に達することができず、裁判官により決定されなければならないとすれば、本条の上記第2、4、7号に基づき、裁判官が福原氏にとって不利な認定を行う可能性が高いと考えます。
ワイズコンサルティング台湾 2021.05時点の記事
日本ではよく報じられていた福原愛さんの元旦那さんのモラハラ疑惑でしたが、何も証拠がなかったようですね。
ハーグ条約って何?
福原愛さんの報道の時によく出てくるハーグ条約とは一体なんでしょうか?
結論から言うと、
ハーグ条約とは、不法な児童連れ去りを防止するために作られた条約です。
日本はハーグ条約に加入していますが、台湾は加入していません。
そのため日本と台湾の2国間ではハーグ条約は機能しないのです。
連れ去り先,連れ去り元の国が双方ハーグ条約の締結国である場合に,その国境を越えて16歳未満の子を不法に連れ去った場合に適用されます。
大阪弁護士会
福原愛さんと子供、そして返してほしいと希望する江宏傑さん。
子供をめぐる問題を長期化させているのは、台湾がハーグ条約に加入していないことも影響しているようです。
福原愛の子供をめぐる報道にSNSの反応は?
福原愛さんの子供をめぐる現状に、世の中の声を見てみましょう。
こちらです↓
海外で離婚したら、簡単には子供を連れて帰れないということですね。
子供さんが板挟みになるのは、福原愛さんも江宏傑さんも本来は避けたいはず、と思います。
今後、福原愛さんの裁判がどのような形になるにしても、子供たちにいい形で落ち着くことを願っています。