畑正憲はなぜムツゴロウと呼ばれる?名前の由来は寝姿?いつから呼ばれている?

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2023年4月5日、ムツゴロウの愛称で親しまれる作家の畑正憲さんが心筋梗塞で亡くなられたと報じられました。

動物との距離感がとても近くて愛情深く接する畑正憲さんの姿はとても印象的ですが、なぜ畑正憲さんは「ムツゴロウ」と呼ばれるようになったのか、名前の由来が気になりますよね。

この記事では畑正憲さんの名前の由来として、

  • なぜムツゴロウ?名前の由来は?
  • いつから呼ばれている?

の内容で掘り下げてご紹介します。

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目次

畑正憲はなぜムツゴロウ?名前の由来は?

畑正憲さん、ことムツゴロウさん

畑正憲さんはなぜムツゴロウさんと呼ばれていたのか、理由は3つあります。

畑正憲さん自身が語っているその理由は、

  1. 姿が似ているから
  2. 職場に同名の社員がいたから
  3. 連載のタイトルに使ったから

では1つずつ中身を見ていきましょう。

①姿が似ているから

画像は本物のムツゴロウ!

畑正憲さんは高校生の頃に、睡眠時間が短くても平気なショートスリーパーになっていたそうなんです。

しかし眠らなくてもよい体質とはいえ、畑正憲さんも疲れが溜まったら寝溜めをするそうで、

疲れがたまって寝溜めする姿が、魚のムツゴロウに似ていたことが名前の由来

ムツゴロウ

え・・・これに?

畑正憲さんはエッセイ「ムツゴロウの少年期」の中で、自分がショートスリーパーであり、高校生ぐらいの頃にほとんど眠らなくてもいい体質になったと書いています。

それでも疲れは溜まるので、

疲れがたまってくると30時間ぐらい、ぶっ続けで寝てしまう

畑正憲さんが眠り続ける姿とは、

掛け布団を抱え込んで、枕を胸の下に抱いている姿

なんだそうです。

丁度、穴の中から顔を出したムツゴロウという魚に似ている

畑正憲さんの寝姿が、ムツゴロウという名前の由来なんですね!

職場に同名の社員がいたから

畑正憲さんがなぜムツゴロウと呼ばれているのかについて、2020年のYoutube動画で理由を語られています。

僕が学研に勤めていた時、同じ部署に『畑』という社員が3人いまして。
それぞれにあだ名を付けないと間違えるということで、ムツゴロウというあだ名が付いちゃったんです。

便宜上、職場で付けたあだ名がムツゴロウだったんですね!

20年に投稿した動画で「僕が学研に勤めていた時、同じ部署に『畑』という社員が3人いまして。それぞれにあだ名を付けないと間違えるということで、ムツゴロウというあだ名が付いちゃったんです」と告白。

Yahooニュース

でもなぜムツゴロウ?

そのころ、畑正憲さんが敬愛する小説家の北杜夫さんが「どくとるマンボウ航海記」という名前のシリーズを書いていたので、職場内では、

職場の人

同じ魚だからいいじゃない

と言われ、そのままムツゴロウになったそうです。

③連載のタイトルに使ったから

ムツゴロウという愛称は畑正憲さんの職場内の単なるあだ名なのに、呼び名として定着したのでしょうか?

そのきっかけは1970年の連載です。

雑誌「毎日グラフ」に畑正憲さんのエッセイを連載することが決まった時のこと。

「毎日グラフ」から

毎日グラフの担当者

エッセイのタイトルを決めて欲しい

と言われて、畑正憲さん担当の編集部が付けたタイトル名が名前の由来になりました。

畑正憲はいつからムツゴロウと呼ばれている?

畑正憲さん/2004年7月27日/引用:産経新聞

畑正憲さんがムツゴロウの愛称で呼ばれるようになったのは、1970年頃からです。

ムツゴロウさんの愛称がエッセイ「ムツゴロウの博物誌」のタイトルに使われ始めたのが、1970年。

畑正憲さんと動物たちとの交流を描いたエッセイ、ムツゴロウシリーズは次々と刊行されて1977年には菊池寛賞を受賞しています。

エッセイのヒットと共に1970年頃から畑正憲さんをムツゴロウさんと呼ぶことが一気に全国区に広がったのです。

すっかり愛称になったムツゴロウという呼び名について、当初タイトルの名前を聞かされた畑正憲さんは、

勝手に「ムツゴロウ」という名前を使われていてビックリ!

そして畑正憲さんは編集部に連絡したそうですが、

編集部

畑正憲さんの前の職場(学研)でムツゴロウとあだ名で呼ばれていたと聞いたんです。
え!?このあだ名、違うんですか?

編集者からは逆に聞き返されてしまった畑正憲さんは、

もういいやと放っておいたら定着しちゃった

と話していました。

畑正憲さんは会社員時代も「先生」と呼ばれることが多く、これは自分の特質だと話していました。

僕は先生と呼ばれるよりは好きなんですね

ムツゴロウの愛称は「先生」よりはお好きなようですね!

風変わりなあだ名に対しては「最初はどうかなと思いましたけど」と戸惑いがあったというが、「まあ、ひと月くらいで慣れましたね。(中略)ムツゴロウ”の愛称を気に入って50年以上使っていることを明かしていた。

スポーチ報知

畑正憲さんがムツゴロウさんと呼ばれ始めたのは1970年頃から、ということが分かりましたね!

畑正憲(ムツゴロウさん)のプロフィール

畑正憲さん事ムツゴロウさん!ライオンともラブラブ

名前:畑 正憲(はた・まさのり)

生年月日:1935年4月17日

死没:2023年4月5日(享年87歳)

職業:日本の小説家、エッセイスト、ナチュラリストで、動物研究家、プロ雀士

肩書:日本プロ麻雀連名最高顧問(←強すぎる畑正憲さんのために出来た位)

最終学歴:東京大学理学部

畑正憲さんは、大分県の高校から現役で東大に合格しています。

東大卒業後には「学研」の映像部門に就職、学習用の映画作成に携わりました。

学研でついたあだ名「ムツゴロウ」が今ではすっかり代名詞!

その学研を畑正憲さんは退職するのですが、理由は会社が巨大化したことで社風が変質したことを嫌ったからだそうです。それを社長に直訴した手紙を書いて退職されたんだとか!

畑正憲さんって、信念がある方だったんですね。

畑正憲ことムツゴロウさん、動物を愛してたくさんの驚きと感動をくれたムツゴロウさんのご冥福をお祈りしています。

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