2023.06.06に追記しました。
目次「井上尚弥がスーパーバンタム級へ転向の可能性は?」にS・バンタムでの年内統一について追記しました。
井上尚弥選手とポール・バトラー選手の対戦が決まり、『ついに井上尚弥が4団体統一か?』と注目を集めています。
この「4団体統一」とはどういう意味なのでしょうか?
そこで今回は、
- 「4団体」とはどこ?
- 「4団体統一」の意味は?
- 井上尚弥vsバトラーとの勝敗予想は?
の内容でご紹介していきます!
WBO王者バトラーvs井上尚弥戦が決定!

井上尚弥選手とWBOの王者ポール・バトラー選手が、2022年12月13日に対戦することが決まりました。
12月13日、東京・有明アリーナでWBO世界同級王者ポール・バトラー(33=英国)と日本人初の4団体王座統一戦に臨むと13日、発表された。
日刊スポーツ
井上尚弥選手はバンタム級で4団体統一王者を目指しています。
WBAスーパー&WBC&IBFの3団体の王者である井上尚弥さんが持っていないのは、バトラー選手が持つWBOの王者タイトルのみ!
ちなみに、井上尚弥選手の過去の勝率は23戦22勝で、勝率100%(2022年10月現在)の恐るべき戦績!
井上尚弥選手は日本のボクシング界では「史上最高傑作」と言われていてバトラー戦への期待が高まりますね。
井上尚弥の4団体統一とはどういう意味?

井上尚弥の4団体統一とはどういう意味なのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
4団体とは?
4団体とは、ボクシングの主要な4つの団体の総称です。
WBA、WBC、IBF、WBO
これらを総称して4団体と呼んでいます。
4団体統一の意味は?
4団体統一とは、4団体すべての王者になることです。
そして井上尚弥選手がバンタム級の王者のタイトルを持っているのは3団体(WBA、WBC、IBF)です。
残すはWBOのみ!
井上尚弥さんがWBO王者になれば、日本人初の4団体統一王者になります!
4団体統一王者は過去8人で、王座決定戦を含まずに1試合ずつ4王座を獲得しての統一王者となれば史上初。「バンタム級最終章」と位置づけた一戦で、全4王座KO奪取での“完全統一”を狙う。
スポニチアネックス
ちなみに世界を見回しても、4団体統一王者は過去に8人しかいません。
過去3団体の試合内容は?
井上尚弥さんが今までに獲得した王者3団体の試合内容をご紹介します。
〇 WBA/2018年5月にジェイミー・マクドネル(イギリス)戦で1回TKO勝利。

〇 IBF/2019年5月にエマヌエル・ロドリゲス戦で2回TKOで勝利。

〇 WBC/2022年6月に、ノニト・ドネア(フィリピン)戦に2回TKOで勝利。

残すはWBOのみ。
現WBO王者バトラーと2022年12月13日対戦予定です。
井上尚弥と対戦者バトラーとの勝敗予想など世の中の声まとめ

井上尚弥選手とバトラー選手の試合に対して、世の中の勝敗予想などが気になりますね。
- 井上尚弥とバトラーの勝敗予想は?
- 井上尚弥の過去の勝率は?
- 井上尚弥から見たバトラーの評価は?
以上についてご紹介します。
さっそく見ていきましょう。
井上尚弥とバトラーの勝敗予想は?
いくつかの記事やSNSなどの声をご紹介します。
以下は前IBFバンタム級王者の予想です。
今回、二人の試合展開について予想を立てているのが、前IBF世界バンタム級王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)だ。現地時間10月15日、米ボクシング専門サイト『Boxing Scene』が掲載した記事によると、「バトラーはイノウエ戦で5ラウンドもたないだろう」とコメントしている。
The DIGEST
前IBFバンタム級王者は、バトラーは井上選手に対して5ラウンドも持たないだろう、と予想しています。
井上尚弥選手のKO逆転勝利を予想した声ですね。
このツイートも、井上選手のKO勝利を確信しているようです。
井上尚弥から見たバトラーの評価は?
井上選手はバトラーを高く評価しています。
井上尚弥選手のコメント記事をご紹介します。
バトラーについて「全てのレベルにおいて、まとまった高い技術を持つ選手。倒されないボクシングを徹底された時、自分がどう対応していくか考えながら準備している」と警戒する。
The Digest
井上尚弥選手もバトラーへの準備は油断なく行っている様子ですね。
次のツイートはバトラーがKOをしているシーンです。
また、2022年6月に井上尚弥選手が3団体統一王者になった直後には、バトラー選手から井上選手との試合を熱望しているコメントが出ていましたね。

日本で試合をしたい。そう願わなければ愚か者だと思う。
前回ドネア戦で井上選手が勝利した時点で、バトラー選手は井上尚弥さんとの試合を望んでいたようです。
井上尚弥がスーパーバンタム級へ転向の可能性は?
2023.06.06追記
井上尚弥さんは2022年12月13日のバトラー戦で勝利し、バンタム級での4団体統一に成功。
その後井上尚弥さんはスーパーバンタム級に転向。
目指すはスーパーバンタム級での4団体統一王者です。
さらに2023年6月6日、井上尚弥さんのスーパーバンタム級での4団体統一が、最速だと2連勝で実現する可能性が出てきました。
- 2023年7月25日にWBC・WBO統一同級王者スティーブン・フルトン(アメリカ)と対戦
- ①の勝者がWBA・IBF統一同級王者マーロン・タパレス(フィリピン)と対戦
井上尚弥さんは、スティーブンとマーロンの2人に連勝すれば4大会の制覇ができます。
井上尚弥選手はスーパーバンタム級へ転向する可能性が高いようです。
もちろんそのためにはバトラー戦で井上尚弥選手が勝利して4団体統一王者になったら、という条件付きでスが、可能性はかなり高そうですね。
井上尚弥選手は、



よっぽどのビッグマッチがない限り(スーパーバンタム級に)上げようと。
普通の防衛戦ならやらない。
ときっぱり答えています。
まずは井上尚弥選手の2022年12月13日のバトラー戦に大注目ですね!