ブライトン所属の三笘薫選手へのファールが認められず「PKなし判定」を受けましたが、これは誤審ではないかと話題になりました。
サッカー有識者やファンの間でも誤審について大きく論争されていて、その内容が気になりますよね。
この記事では三笘薫選手のPKなし判定(ノーファール)について、
- 【動画】PKなし判定は誤審?
- VAR介入がなかったのはなぜ?
- 主審は誰?
- 誤審!有識者の声は?
- SNSの声まとめ
以上の内容でご紹介します。
【動画】ブライトン三笘薫へのPKなし判定は誤審?

4月8日、三笘薫さんが所属するブライトンvsトッテナム戦でのことでした。
接戦が続く試合の後半戦。
コーナーキック直後で緊張感のあるペナルティエリアでの一瞬のことでした。
後半26分、三笘薫さんが相手のMFホイビュルクに足を踏まれて、ペナルティーエリア内で転倒!しかし主審の判定はノーファウルでした。

この時、笛はならなかった!
痛そうな三笘薫さん、珍しく怒った表情で詰め寄り抗議したのですが試合は続行されました。
そのときの動画をご紹介します。
話題のシーンの3:40秒あたりからスタートする設定にしてあります。
もっと前から見たい方はコントロールバーを動かしてください。
動画はこちら↓
これはVAR発動するまでも無い、完全に踏まれているように見えますね…。
そして三笘薫さんも足を踏まれたことをアピールして訴えましたが主審により抗議はスルーされたんです。
大事な上位チームとの対決でしたが、試合結果は1-2。
三笘薫さんのブライトンはトッテナムに敗れたのです。
ところが!
判定は誤審と認められ、審判団からブライトンへそして三笘薫さんへ謝罪がされました。
「審判団はブライトンにPKが与えられるべきだったと認めた」という。
Yahooニュース
誤審後の試合結果はどうなるの?
誤審と認めたなら試合結果はどうなるのかと気になりますが、残念ながら
勝ち点が戻ってくることはありません!
試合結果が変わることはなく謝罪で終了です!



え?それだけ?
ただ、誤審が認められても、もちろん勝点が戻ってくるわけではない。
Livedoor News
ブライトンは、この試合で来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)への出場権獲得をかけていました。
この試合結果はたいへん痛いです!
三笘薫への誤審をした主審は誰?
ブライトン三笘薫さんへの誤審をした主審は、
スチュワート・アトウェル主審です。


スチュアート・スティーブン・アトウェル主審は、プレミアリーグで主審を務める英国人のレフリーです。
アトウェル審判は日本にも交流のために来たことがあるようです。
そしてJmaga リーグの試合で主審をつとめ、2日間でイエローカードを8枚の大盤振る舞いをした、と記事になっていました。
記事はコチラ↓
日本サッカー協会が行っている審判交流プログラムで来日した、イングランド人のスチュワート・アトウェル主審(27)とアントニー・テイラー主審(31)が、24日・25日に行われたJ2リーグで笛を吹いたが、前者がイエロー8枚、後者がイエロー10枚・レッド1枚と大盤振る舞いを見せ、試合後サポーターからはブーイングを浴びていた。
Jマガ
2008 年にプレミア リーグで史上最年少のレフリーとしてデビュー。
その後2012年2月にセレクトグループから降格、フットボールリーグの審判に。
2016年3月に再度、セレクトグループに復帰しています。
誤審はあってはならないのですが、人間が判定する以上ゼロにはできません。



そのためのVAR…
しかし上位を争う2チームの対戦だけに主審の誤審は、かなり悪目立ちする結果になってしましたね。
なぜVARを介入させなかったのでしょうか?
次の項で見ていきましょう。
三笘薫への誤審はなぜVARを介入させなかった?


今回ノーファールと主審が判定したシーンは、危険なシーンでしたが、
誤審とまでは行かないと判断されたようです。
そのため間違いではない、ということになりVARの介入も無いまま、プレーは続行となったようなんです。
危険なシーンではあったものの“はっきりとした明白な間違いではない”ためVARの介入はなく、そのままプレー続行となった。
Yahooニュース
三笘薫への誤審以外に5つの判定に疑問アリ?
三笘薫さんへの誤審がはっきりしたトッテナム戦では、ブライトンはさらに5つの判定に対してPGMOLに説明を求めているそうです(PGMOLとは、プレミアリーグのプロ審判協会のこと)。
説明を求めている場面は?
- 三笘薫さんのゴールがハンドで取り消された場面
- ダニー・ウェルベックのゴールが何度で取り消された場面
- ゼルビ監督が退場になった場面
- ルイスダンクがペナルティエリア内で倒れた場面 など
ブライトンは、実は今シーズンだけでも試合の後にPGMOLから謝罪を受けたのが3回目なんだとか!



ちょっと多いですよね
ブライトンとしては三笘の場面の誤審についての謝罪は受け入れたようだが、そのほかの三笘やダニー・ウェルベックのゴールがハンドで取り消された場面や、ロベルト・デ・ゼルビ監督が退場となった場面、ルイス・ダンクがペナルティエリア内で倒された場面など、5つの判定についてPGMOLに説明を求めていることが明らかになっており、トッテナム戦の判定には多くの議論が巻き起こっている。
サッカーキング
三笘薫への誤審に関するサッカー有識者やSNSの声まとめ


三笘薫選手への誤審に対して、サッカー有識者や放送局のコメンテイターたちの声、そしてSNSからファンの声もご紹介します。
有識者の声まとめ
審判協会『PGMOL』が ブライトン とデ・ゼルビ 監督に謝罪、というニュースツイートですね。
ツイートしているのは「GOAL JAPAN」です。
元イングランド代表FWアラン・シアラー氏は、マック・アリスターのゴール取り消しは「すごく難しい」としたが、ホイビュクルのファウルが吹かれなかったことに対しては、「ひどい判定」「ばかげてる」と糾弾した。
FootballZone
元イングランド代表のFWアランシラーさんが「ひどい判定」「ばかげてる」と糾弾している声です。
間違いなくPKだ。(ロベルト・)デ・ゼルビ監督は、48時間以内に『間違っていた』と謝罪を受けることになるだろうね。受け入れられない判定だ」
FootballZone
ゼルビ監督は「間違いなくPKだ、24時間以内に謝罪を受ける」と予言し、受け入れられない判定だと憤慨している声です。
ABEMA解説の鄭大世氏も「痛そうですね」と足がかかっていることは認めつつも、「印象としてはPKを与えられにくい」という見解を述べた。
Yahooニュース
ABEMAの解説者は「PKを与えられにくい」という印象を口にしていました。
判定は難しいものなのでしょうね。
SNSからファンの声まとめ
PK誤審でも勝ち点は戻ってこない、という声です。
また三笘薫さんのハンドで取り消しになったシュートも、肩トラップにしか見えないと言っています。
今さら意味ない、という声ですね。
懸命に戦う選手たちへの正しい審判を願いながら引き続きシリーズを見守りたいと思います。